ラバー重量測定
ドラム ドラム
ドラム(黒MAX/赤MAX)
重量を測ってみました。パッケージから出したばかりの重量は写真(右)のとおり。

カット前→カット後の重量は下記のとおりでした。
●赤MAX『57g』→『41g』
●黒MAX『57g』→『42g』
※グルーイングを3回行っております。

開封前のラバー重量は写真(左)のとおり。
●赤MAX『81g』
●黒MAX『81g』
※パッケージ(紙)にも重量差がございます。
※上記の重量はレポート作成時に測定した値になります。
パッケージの仕様変更により、現在製造している商品との重量に差が出る場合もございます。

グルー効果
スポンジ Before(グルーイング前) After(グルーイング後)
ドラム(黒MAX/赤MAX)
ドラムのスポンジには、最も反発の良いもの採用したとのことです。
指でスポンジを押さえてみると、高弾性ラバーのような弾力がぁ・・・「これは期待できるぞ(^0^)」
キョウヒョウプロVをレポートしたときも中国製ラバーとは思えないような「スピード感」に驚きを感じましたが、ドラムのスポンジなら同等、いや、同等以上のスピードが得られそう(^ー^)期待が持てる!!
グルー効果というと、このスポンジなら塗る前から結果がわかるね・・・。
ほーら、膨らんできたぞ。このスポンジであれば中国ラバーといえど高いグルー効果が得られるね。

トップシート
ドラム ドラム
ドラム(黒MAX/赤MAX)
トップシートは郭躍(クオウエ)選手の強い要望で、軟らかめに改良したそうです。
硬い中国シートが苦手な人にも、ドラムのシートなら問題なしでしょうね。
「なぜ?」って(^_^;
そりゃ〜、改良された軟らかいシートですから、しっかりとボールが食い込み最高のスピン&スピードを生み出してくれるからですよ。

メーカーお奨めポイント

中国の天才卓球少女郭躍(クオユエ)、男子の邱胎可(チウイカ)の両選手によって開発され、
現在、両選手がフォアハンドに使用している本物の中国ラバーです。
従来の中国ラバーと異なる、大きなポイントは、郭躍(クオユエ)の強い要望で、
より強い回転をかけ易い様にトップシートを軟らかめに改良してある点です。
スポンジも中国製の中で最も反発力があり、柔軟で腰のある物を採用しました。
これにより、使い易さが飛躍的にアップしているかと思います。
上級者用に開発されたラバーですが、柔軟性が上がり飛躍的に使い易さがアップしている為、
より幅広いレベルに対応できる中国ラバーに仕上がっていると思います。

ヨーラジャパン 小川 洋

ジャスポ最終結論

JOOLAから初の粘着性ラバー発売ということで非常に期待がかかるドラム。
だが2枚のドラムを見ていると、穏やかな顔をしたシートとバンプアップされたスポンジが
すでに「勝ち戦」を終え「勝ち太鼓」を打ち鳴らしているようにも見える。
JOOLA風に改良された軟らかな中国製シートと、選りすぐりの高反発スポンジの絡み合い
じっくりと楽しませてもらいます(^-^)
近日中に試打を行い最終結論をだします。(2004/10/3)

ジャスポの最終結論
使用したラケットはゾリクロス(85±5g)は
Butterflyコルベルをスピードアップさせたようなラケットです。
「強い回転をかけ易い様にトップシートを軟らかめに改良」について・・・
中国ラバーだから回転が良くかかるのは当たり前ですが、プレー中に良いと思ったのはツッツキでした。
ツッツキは地味に見えるプレーではありますが「ツッツキを制する者は、卓球を制する」と、思えるくらい
重要なプレーだと思います。そして、ドラムがなぜツッツキに良いかというと。
1.しっかり振っても飛びすぎない。
2.シートの粘着力が強すぎない為に緩急がつけ易い。

切った切らないの変化が非常につけ易く、出す角度を間違えても飛び過ぎないので弾道が低く、
相手の攻撃を防ぎやすい。
そして、緩急を考えたツッツキにはドラムの粘着度合がベストでした。
大技で点数を取るのも気持ちいいけど、地味だけど取りこぼしなく点を取ると勝率がアップしますよ(^ー^)
「中国製の中で最も反発力があり、柔軟で腰のあるスポンジ」について・・・
ボールへアプローチするさい、当て気味に持っていけば、しっかりと弾いてくるし、
コスリ気味に持っていけば、豊富な回転量で安定感が得られる。
スポンジの程よい腰のおかげで、食い込みすぎてボールがぶれることなく、
自分の出した角度どおりにボールが飛んでくれます。
中国スポンジにしては高反発ですので、女性プレーヤーにも安心して使用できるのではないでしょうか。
最後に総合評価を・・・
ドラムの粘着度合とスポンジ硬度は、ジャスポにとってベストでした。
人それぞれ意見が分かれて当たり前ですが、あなたが粘着ラバーを使用しているのであれば
一度は使用していただいても良いのではないでしょうか。
そしてドラムが地元のお客さんからも非常に高い評価をいただいたのも事実です。(2004/10/20)

ドラム(黒MAX/赤MAX)はこちらのページから購入可能です。