リポーターの紹介
荒木基亮くん 今回の協力者は、荒木くんです。
荒木くんは、攻撃重視のカットマンだ。
サービスからの3球目攻撃と粒高での異質攻撃で得点を重ねている。
回転量が豊富なフォアカットと後陣からでも威力のあるドライブも彼の持ち味といえる。
前回はジャスポの勘違いで表ソフト(ピストル)をレポートさせてしまいゴメンねm(_ _)m
今回は正真正銘の粒高だから安心してね。
●名前/年齢/卓球歴/お住まい
荒木基亮くん/18歳/8年/広島県

●主な戦績
平成16年度全国高校選抜個人戦5位
インターハイ県予選ベスト8
中国高校選手権ダブルス2位

●現在の使用用具
ラケット 松下プロスペシャル(ストレート)
フォア面 モリストDF(赤/厚)、バック面 フェイントロングU(黒/超極薄)

●目指すプレースタイル
カット主戦のオールラウンドプレイヤー

●道具選びの基準
フォアの裏ソフトは柔らかく回転がかかるもの、バックの粒高は変化と安定のバランスが良いもの

リポーター最終結論
リポーターのファーストインプレッション
とにかく表面がツルツルとしている感じです。(バンブーカール(TSP)に少しだけ似ているかも)
レポートでも触れましたが粒が硬いですね。

カットについて
まずは、カットをしてみました。
いつも使用しているフェイントロングU(超極薄)と比べて、よく弾むので最初はオーバーミスをしましたが慣れてくるとカットも問題なくできます
ドライブをカットする時の斬れ方は、フェイントロングUの方が斬れる感じです。
でも、粒が硬くツルツルしているせいか、自分でも思いもよらない変化が出ていました。
カット打ちが得意で、ほとんどミスをしない弟がミスを連発してましたから(^-^)
ブロックに使っても、自分でも意識しない変化が付くことが多いようです。
ただ、角度を間違えるとミスをしやすいので、ずいぶん慣れが必要だと思います。


ツッツキについて
ツッツキは・・・ハッキリ言って難しいというか、斬る斬らないの変化を付けることが全く出来ませんでした。
フェイントロングUなどの普通の粒高ならば、結構ツッツキを斬ることが出来るんですけど・・・。
このラバーではまったくお手上げでした(^_^;
ツッツキにはあまり向いていないラバーだと思います。
練習したら、斬る斬らないが出来るかもしれませんが、かなりの練習が必要なのかもしれません。


ツッツキうちについて
下回転のサービスを出しての3球目攻撃や、ストップ打ち、ツッツキ打ちをしてみました。
僕は、粒高ラバーでの攻撃を得意としているのですが、このラバーは非常に難しいです。
ボールの回転・高さ・速さなどに合わせて角度・タイミングをうまく調節しないと、ほとんどミスばかりになってしまいます。(ツルっと滑って、落としてしまう)
このラバーを攻撃に使うのにも、かなり練習が必要だと思います。


こんな貴方にお奨めしちゃう
攻撃に使うのが難しいので、守備的なカットマン(ツッツキが難しいので猛練習が必要)
またはシェークハンドのバック面でブロックなどの守備に使う選手。
とにかく、相手の攻撃をカットやブロックで粘り強くしのげば、相手のミスを誘うことができる可能性が高いので、それを最大限に生かすことができる選手に向いていると思います。
数回の練習では攻撃に使うのは難しかったけど、それでも、慣れて上手く使えば相手が嫌がるクセのあるボールが出るとは思います。 (2006/8/4)

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