ラバー重量測定
フェイントロングV
フェイントロングV(黒薄)
重量を測ってみました。パッケージから出したばかりの重量は写真(右)のとおり。

カット前→カット後の重量は下記のとおりでした。
●赤厚『34g』→『26g』
※グルーイングを2回行っております。

開封前のラバー重量は次のとおり。
●OX赤(48/49/50g)、黒(48/49/50g)
●超極薄赤(49/50/51g)、黒(49/50/51g)
●極薄赤(53/54/55g)、黒(53/54/55g)
●薄赤(56/57/58g)、黒(56/57/58g)
※パッケージ(紙)にも重量差がございます。
※上記の重量はレポート作成時に測定した値になります。
パッケージの仕様変更により、現在製造している商品との重量に差が出る場合もございます。

グルー効果
Before(グルーイング前) After(グルーイング後)
フェイントロングV(黒薄)
粒高選手にグルーなんて無縁のような気もしましたが、一通りレポートを行いますね(^_^;
スポンジの特徴としては、Uよりも軟らかくすることで弾みを抑えているそうです。
やはり、スピードを抑えると変化幅も大きくなるのかなぁ?
スピード抑えるのに、グルー塗ってどうすんネン!

トップシート
フェイントロングV
フェイントロングV(黒薄)
写真を見ていただければ、粒の感じが伝わってくると思います(^-^)
Vの最大の特徴「カットが良く切れる」を実現するために、シートをUよりも硬く、粒を大きく、そして、長くしているそうです。

ジャスポ最終結論

フェイントロングUに比べてカットが良く切れ、変化幅が大きい事が特徴。
現在松下、渋谷プロが使用しているとくれば、期待度がドーンと上がりますね(^0^)
Uよりも、スポンジを軟らかく、シートを硬くしたことで、更なる進化を遂げたフェイントロングVは
カットマンの救世主となるはずです!!
ジャスポは裏ソフトユーザーなので、今回も特別モニターにお願いしなければ・・・(^_^;;
近日中に試打を行い最終結論をだします。(2004/11/13)

私も試打しました
鈴木さんと顧問の津田先生 常連の鈴木さんに試打していただました。
後の人は、鈴木さんが師匠と仰ぐ、三島高校顧問津田先生です。
2年生になり頭角を現してきた鈴木さんは、以前まで粒高を使用していたカットマンですのでお願いしてみました。
今回はプレーヤー、そして選手を起用する立場の両方からレポートします。

【質問】久しぶりの粒高だけど、どうだった?
両面裏ソフトにする前はフェイントロングUを使っていたんです。
やっぱりUよりは回転が掛かりましたよ。
ツッツキやカットの斬り易さは断然Vですが、ナックル的な変化はUの方が上かなぁ。
【質問】印象に残ってるボールはあったかな?
Uに比べると引っ掛る感じがあるから、ツッツキの弾道が良い感じでした。
攻撃が凄くイイ!私が特にやりやすいと感じたのは、短いボールの処理(フリック)でした。
あとスポンジが軟らかくなってません?やっぱり!ボールがゆっくり飛んでいく感じがあったんです。
Uのときは「ビューン!」と飛んでいく感じがあって、戻る時間が少なかったですけど、
Vはゆっくり飛んでくれる。だから、戻る時間があって良いなと(^-^)
【質問】津田先生、どんな使い方します?
低いカットを返球できている反面、タイミングをずらされるとバランスが崩れている・・・。
これは技術的な問題で、もっと練習しないとダメだな(^_^;
だけど、傍目でも回転が掛け易そう・・・と、いうよりも回転が掛かっているのがわかりますね。

三島高校には現在3人のカットマンがいます。
バンブーを使用中の安倍さんは、とにかく粘る。粘って粘って相手に喰らいつく。
今回のレポートに協力させた鈴木さん、彼女はカット半分、攻撃半分といった戦型をとってます。
最後の一人は中陣でのカットが得意な吉田さん。

もし、フェイントロングVを使用するなら、間違いなく安倍さんがいいでしょう。
今使用しているバンブーは、ナックルが強すぎてツルンと滑る感覚があり浮いてしまう。
せっかくの粘り強さも、強打をされてはたまりませんからね(苦笑)
フェイントロングVは本当にカットマン的ラバーだと思います。このラバーを安倍さんが使いこなすことができれば県大会優勝も狙えるのではないかと・・・(2004/12/6)

鈴木 愛美 さん
津田 一幸 先生