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JOOLAの人気シリーズ「マンボ」から満を持してテンションラバーの登場です。
マンボシリーズは日本ではあまり知られていませんが、JOOLAの看板選手「ロスコフ」選手を筆頭にトップ選手の使用実績もあるシリーズです。
日本でいうならスレイバーシリーズからスレイバーG2が登場したようなイメージでしょうか?
マンボシリーズの性能はテンションになりどのように受け継がれているのか?
非常に楽しみです。
(2008/5/30)
●ジャスポの最終結論
使用したラケット・ランロックス-5は打った感触のはっきりわかる打球感と、ほどよい弾みを持つスウェーデン製のラケットです。
安定した両ハンドオールラウンドプレーを目指す選手にオススメの一本です。
■はじめに
まず、これまでのマンボシリーズを使ったことのある人がどれだけいるでしょうか?
ほとんどいないでしょうね・・・(^^;
私も一人見たことがあるだけです(^^;
でも、マンボシリーズって使ってみると性能はなかなか良いんですよ!
なんというか癖がないんです。
スポンジ硬度に合わせて3種類選べますが、全体として極端な硬度ではなく良い意味で標準的。
優秀な高弾性ラバーらしく、ドライブをすれば安定した孤を描きやすく、スマッシュもしやすい。
この癖のない性能はテンションラバーになってどのように変化するのか?
この点に注意しながら試打開始です。
ちなみに今回はラバー説明通りに72時間、外に放置しブースターを使わずにファインジップで接着しました。
■ドライブのスピード・回転量・コントロール性について
ドライブですが、ブースターを使っていないことを加味すればそこそこ飛ぶという感じです。
ぶっ飛び系のテンションではありませんね。普通に飛ぶ感じです。
回転量も極端に多いわけではなく、標準的な回転量です。
その分、コントロールはしやすいですね。 制御の幅がそれほど大きくないので使い勝手がよい感じです。
ここまでの書き方だと、まるでコントロール系ラバーのようですが、それは違います。
なんというかテンションラバーの標準のようなイメージで捉えてください。
使い勝手の良いラバーらしくドライブの自在性は良く感じます。
■ツッツキ・ストップ・ブロックなどの守備技術について
守備技術についても、標準的な面が目立ちます。
ツッツキは極端に切れるわけではありませんが、切る切らないの変化はつけやすく、コントロールもしやすい。
ブロックしてもこちらの調整次第で、攻撃的な速いブロックもできるし、威力を殺したブロックもしやすい。
なんだろう?
私的には高弾性ラバーの性能を持ったテンションラバーのような感じを持ちました。
■サービス・レシーブのスピード・回転量・コントロール性について
サービスも極端に切れる感じではないですね。 けっして切れないラバーではありませんが、特長と言えるほど切れる感じではありませんでした。
ロングサービスについては出しやすかったです。 微妙なラケットの当て方でわずかな回転の変化をつけるロングサービスが出しやすかったですね。
レシーブについてはフリックが非常によかったです。
フリックしたときに、自分の意思を伝えやすい感じで、コントロールがしやすいのが印象的でした。
威力よりもコントロール重視のフリックがしやすいイメージです。
■メリットについて
なんだろう?表現が難しいラバーです。
テンションラバーなんですが、高弾性ラバーっぽい性能を持ったラバーですね。
非常に自在性があって、自分の意思を伝えやすい点はメリットといえるでしょう。
■デメリットについて
良い意味でも悪い意味でも特徴のないラバーです。
とにかく飛ばしたい、回転をかけたい、柔らかいラバーが良い、硬いラバーが良いといったラバーに特長を求める選手には向かないでしょう。
■こんな貴方にお奨めしちゃう
特に硬くもない、柔らかくもない。
飛びも回転も標準的。
なんとなくぼけた印象を持つラバーです。
で、いろいろ使ってみて思いついた言葉が「テンションラバーだけど高弾性ラバーっぽい性能を持つラバー」です。
強烈なインパクトのある性能はないですが、その分、癖はない。
ラケットの性能を引き出しやすく、自分の色に染めやすいテンションラバーと言えると思います。
(2008/6/11)
マンボGP(赤/MAX)はこちらのページから購入可能です。
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