ラバー重量測定
マンボ-H マンボ-H(赤1.8mm)
マンボ-H(赤MAX)
重量を測ってみました。パッケージから出したばかりの重量は写真(右)のとおり。

カット前→カット後の重量は下記のとおりでした。
●赤MAX『60g』→『42g』

開封前のラバー重量は次のとおり。
●MAX赤(88g)、黒(87g)
●2.0mm赤(82g)、黒(80g)
●1.8mm赤(79g)、黒(76g)
※パッケージ(紙)にも重量差がございます。
※上記の重量はレポート作成時に測定した値になります。
パッケージの仕様変更により、現在製造している商品との重量に差が出る場合もございます。

グルー効果
Before(グルーイング前) After(1回塗り) After(2回塗り)
マンボ-H(赤MAX)
ピンク色で目の粗い(細かく発砲した)スポンジです。指でつまんだ感想はシートとスポンジの全体が軟らかい印象を受けます。ただ、“押し返しの力が強く”まさに“コシ”のあるスポンジといった感じです。
シリーズの中では、マンボとマンボ-Cの中間を狙った感じかな?
写真のとおりグルー効果も高く、グルーユーザーにも期待が持てそうです。

トップシート
マンボ-Hマンボ-Hマンボ-Hマンボ-Hマンボ-Hマンボ-H
マンボ-H(赤MAX)
ヨーラジャパンさんの紹介文章によると「ヨーラ攻撃用ラバーの中でも最高峰の回転性能を誇るラバーです」とあります。
トップシートの感触からすると“引っ掛けるタイプ”のラバーではないような気がします。
マンボ-Hのトップシートとスポンジをみる限り、しっかり喰い込ませて掛けた時のボールの伸びが期待できそうです。

ジャスポ最終結論

マンボ-C(2004/9/28)のレポートから約半年。最後のマンボになるのか?マンボ-Hが登場です。
スポンジをマンボより硬く、マンボ-Cよりも軟らかめに設計しており、最高の回転力を発揮するという。
最初のマンボが発売されたときには、多くのユーザーが「快音」に驚き、次のマンボ-Cでは、硬い打球感を好むトッププレーヤーを満足させることに重点を置いていた。
そして、今春発売のマンボ-Hは、軟らかめが好きなトッププレーヤーを満足させることができるのでしょうか?!
3枚が全く違った表情を見せてくるラバーそれがJOOLAマンボシリーズかもしれない。近日中に試打を行い最終結論をだします。(2005/4/12)

ジャスポの最終結論
使用したラケットはJUICチタニウムターボです。
Butterflyプリモラッツカーボンの打球感をソフトにしたようなラケットです。
グルーイング1回で使用しました。

ファーストインプレッション
フォア打ちの段階でかなり飛びます。
2・3分フォア打ちをしたらドライブをしてみたいと思わせてくれるラバーです。
ドライブの伸びにかなり期待が高まります。

ドライブのスピード・回転量・コントロール性について
初回使用時にはスピードを追求するラバーだろうと感じたのですが、食い込ませてドライブすると
回転力も多く、意外だった。回転力は、トップシートの摩擦力だけじゃないんですからね(^ー^)
ラバー全体が軟らかめで、軽いスイングでも結構飛ぶので、初級者…初級者にはちょっと難しいかな(^_^;;
中級者以上のユーザーで、なおかつ軟らかめの打球感がお好みであれば、
かなり良いドライブが手に入るかも?!
ジャスポがマンボ-Hを使い初めの頃は、スピードが優先されて、回転が掛かりづらかった。
でも、ボールをいつもより厚めに捉えて、少し食い込ませてから掛けてやれば、回転が掛かるみたいです。
使用したラケットが凄く弾むから、もう少し弾みを落としたラケットと合せたり、
グルーの塗り方を調整すればコントロールもバッチリと思いますよ。

サービスのスピード・回転量・コントロール性について
軟らかくて弾むからショートサービスが難しいかなと思っていたのですが、意外とコントロールしやすかったです。(調子が良かったからかもしれないが)
ショート・ロングともに特に違和感を感じることはありませんでした。
ただ、サービス時の回転量については、強く掛けることは難しいかもしれない。
弾みが強いので“当て”と“擦り”のバランスを取るのが難しいと思うのです。(ジャスポのレポートも詳しくなってきたなぁ)
このあたりの表現は卓球を始めたばかりの初・中級者には難しいかもしれないが、
逆の言い方をするとマンボ-Hで非常に強い回転量のサービスを出すことができれば、
君のレベルも上がっているということだ!(一体何者だ(^_^;;)
弾みを少し抑えたラケットを使ったり、グルーの塗り方を調整してやれば、更に良い感覚になると思います。

ツッツキ・ストップ・ブロックなどの守備技術について
正直ジャスポにはツッツキが難しいと感じましたが、まあ、軟らかめが好きな人は問題ないレベルでしょう。
ツッツキと同系列の技術“ストップ”はやり易かったです。
特別短いボールになるわけじゃないのですが、インパクトから相手コートまでが早い、
だから、特別小さいわけじゃないけど、相手が間に合わない(ボールに)ことがある。コレはかなり良い◎
ブロックは、相手の強いボールにも軽いタッチで、結構攻撃的なボールが返りました。

こんな貴方にお奨めしちゃう
中・上級者で少し軟らかめのラバーが好きな方にオススメです。
プレースタイルはドライブを主戦にしているプレーヤーに特に向いていると思います。
ミート打ちにはタンゴ…次のレポートにしましょう。
前・中・後陣のプレー位置によっても一味違ったドライブが打てそうな予感がします。
ジャスポ個人的には後陣からのドライブマンが使用しているのを見てみたいです。(個人的過ぎだね(笑))
ドライブバリエーション豊富な中・上級者の方、また1枚面白いラバーがJOOLAさんから発売されましたよ。
(2005/5/10)

マンボ-H(赤MAX)はこちらのページから購入可能です。