ラバー重量測定
オリジナルエクストラ オリジナルエクストラ
オリジナルエクストラ(黒/厚)
重量を測ってみました。パッケージから出したばかりの重量は写真(右)のとおり。

カット前→カット後の重量は下記のとおりでした。
●赤中『55g』→『38g』
※グルーイングを2回行っております。

開封前のラバー重量は次のとおり。
●厚赤(73g)、黒(77g)
●中赤(71g)、黒(75g)
●薄赤(67g)、黒(66g)
※パッケージ(紙)にも重量差がございます。
※上記の重量はレポート作成時に測定した値になります。
パッケージの仕様変更により、現在製造している商品との重量に差が出る場合もございます。

グルー効果
Before(グルーイング前) After(1回塗り) After(2回塗り)
オリジナルエクストラ(黒/厚)
指でつまむと“軟らかさ”が伝わってきます。スポンジよりもシートの方が軟らかいように思います。
コントロールを追求したラバーのためかボールをしっかりとキャッチしてくれそうな感じがするな(^-^)
最近では初級者の選手でもスピードグルーを使用する人が多くなってきたのでグルー効果もレポートします。
ただでさえ、軟らかいオリジナルエクストラはグルーを塗ると、もっと軟らかくなりました。まぁスピードを求めて使用するようなラバーじゃないですからグルーを塗ると軟らかくなりすぎてしまうような気もします(^_^;
一言でいうと使いやすそうなラバーです。

スポンジの特徴
オリジナルエクストラ
オリジナルエクストラ(黒/厚)
見た・触った感じでは、硬そうなスポンジに見えるのですが全く逆で非常に軟らかいスポンジです。
今まで「軟らかいスポンジ」=「スカスカ」というイメージがあったのですが、オリジナルエクストラは目の詰まった方だと思います。
目が詰まっていて、軟らかいとどうなるんだろう?実際に打ってみて感じ取ってみたいですね。

トップシート
オリジナルエクストラオリジナルエクストラオリジナルエクストラオリジナルエクストラオリジナルエクストラオリジナルエクストラ
オリジナルエクストラ(黒/厚)
トップシートも軟らかいです。粒が細くて軟らかいように感じます。シートを軟らかくすることでボールを長く持つことが出来る為にコントロール性が向上するのだと思います。シートの表面も“しっとり”とした感じでツッツキやサーブなどの技術がやりやすそうです。今までコントロール性ラバーを使用したことがなかったのですが意外と良いかもと期待が膨らんでます(^-^)

ジャスポ最終結論

生まれて初めてコントロール系ラバーを試すとあって、レポートを作成しながらワクワクしています。
まだ試打をしたわけではないのですが、スピードは正直期待していません。
コントロール系ラバーなんだから、その性質を100%引き出せるようなプレーを行おうと思います。
スピードに期待していないなんていうけど、ジャスポがスピードを活かしたプレーをしているのを見たことがないと突っ込まれそう(^_^;;
これでも、昔は動けたんですよ!誰も信じてくれそうにないので書くのを止めよう(ホントなのになぁ・・・)(2005/3/13)

ジャスポの最終結論
使用したラケットはJUICチタニウムターボです。
Butterflyプリモラッツカーボンの打球感をソフトにしたようなラケットです。
グルーイング1回で使用しました。

ファーストインプレッション
柔らかいなぁ、なんだろうこの感じは、フュージョンのような柔らかさだけど、弾きは非常に抑えられている。
非常に使いやすいラバーなんだろうなぁ。と、いうのが正直なファーストインプレッションです(笑)

ドライブのスピード・回転量・コントロール性について
ドライブは、ゆっくりと放物線を描きながら、相手コートにポトンと落ちるような感じで、スピードを出そうとしても思ったほどのスピードは出ないです。
ただコントロールが非常によくて、力んでしまってもボールが入ってくれる。
もちろんスピードがあるわけじゃないですけどね(^_^;;求めちゃいけませんね。

サービスのスピード・回転量・コントロール性について
普段スピードの出るラバーを使用しているせいか、ショートサービスがネットまで届かないことが
何度かありました。
ここでも、飛びすぎないというコントロール系ラバーの特徴が表れています。
しかし、回転を掛ける事は非常にやりやすく、ショートサービスでの回転の掛けやすさは◎です。
飛ぶラバーで回転を与えようとすると、飛びすぎて2バウンド目がコートの外へ出て、チャンスボールになってしまうことがあるんですよね。(これは正直、致命傷になりますよね)
だからといって、小さいサービスの球種をナックルだけに絞るのは辛いですよね。
これらを考えると、オリジナルエクストラは飛ばない分、しっかりと回転を与えられるということになりますね。

ツッツキ・ストップ・ブロックなどの守備技術について
ツッツキ・ストップについてですが、非常にやりやすいです。
高弾性やテンションに比べると“球持ち時間”が長いためコントロールがしやすいです。
粘着ラバーなどと比べると“回転の影響が少ない”ために落ち着いてツッツキ・ストップが出来ました。
ブロックに関しては、若干相手ボールに押される感じがしますね。
もう少し硬ければ弾き返せる・・・って、コントロール系ラバーですもんね(^_^;

こんな貴方にお奨めしちゃう
これから卓球を始める小・中学生やビギナーの方、そして指導者の方にもお奨めしたいです。
ビギナーにとっては、ボールタッチが磨かれ・ラリーも続けやすく、卓球がより楽しくなると思います。
指導者の方は「スピードが出る、回転が掛かる」という魔法の言葉に釣られて、生徒さんに
「これエエらいしいぞ」と言わなくなるかも?!(こんなことを言っている指導者はジャスポくらいかな(^_^;;)
冗談はさておき、生徒さんに合わせた道具選びの幅が増えることは間違いないと思います。
どうしても、スピード・回転量が先行する現代卓球ですが、コントロール系ラバーを使うと忘れていたことを
思い出させてくるような気もします。
コントロール系ラバーは、その名のとおり、コントロールに非常に優れています。
しっかりと技術を見直したい人や、これから強くなりたい人は試す価値はあると思いますよ。(2005/3/15)

オリジナルエクストラ(黒/厚)はこちらのページから購入可能です。