重量測定
右足(262g) 左足(258g)
アタックブレードライト(27.0cm)
右足と左足の重量を測ってみました。
●右足 『262g』
●左足 『258g』
※同じサイズでも重量差がございます。

今まで履いていたクロスマッチプリオII(MIZUNO)は、右足「236g」・左足「240g」でした。
MIZUNOシューズと比べ20g程度重たいのですが、履いてみた感じだと気になるほどの重さではなく、軽い部類に入るシューズといえるでしょう。

ソールと屈曲性について
屈曲性 ソール
アタックブレードライト(27.0cm)
見た目は硬そうなブレードライトですが、実際は先端部分の屈曲性に優れているのです。
ソールの先端部分を6分割していることで、この柔らかさが実現されているようです。
通気性を良くするために、3つの穴(写真右)が設けられていたり、緑色の部分(写真右)は、
低硬度E.V.A.を使用することで母趾への負担を軽減している。
ソールにも工夫がされています。

シューズの特徴
靴の舌がない ない!ここにアルはずの物がないッ!
通常シューズというものには、履き口のところに「靴の舌(ベロ)」と呼ばれるものがあります。
しかし、ブレードライトにはベロがないのです。
個人的にはベロがないほうが好きです。
ベロがあると真ん中からずれて、左右へ寄ってしまいます。
プレー途中で真ん中に直すんですけど、気がつくと、どちらかへ寄っているんですよ。
最初からなければ問題無しですよね。

ブレードライトは通気性が良さそう
メッシュが大きくて通気性だけではなく、軽量化にも一役かっているのではないかと思います。
通気性が悪いと、足の汗が乾かずに滑って不快な感じがするし、なにより危険です。
シューズ内の熱や湿気はマメの発生原因です。
マメができるようなシューズでは、快適なプレーができないですからね!
通気性もシューズ選びでは重要な項目の1つでしょう。
通気性の良いメッシュ


EVA搭載のインナーソール
アタックブレードライト(27.0cm)
SPEVA(スピーバ)とは、衝撃を和らげるとともに高い反発性を発揮する素材。
ASICSでは、スポーツの運動特性に合わせて、適切な形状・搭載位置を設定しているそうです。
今回のブレードライトのインナーソールは、かかと部分と土踏まず部分のクッション性が高いと思います。
これらのスピーバ効果が、プレーに好影響を与えてくれることを期待したいです(^-^)ね。

シューズデザイン
シューズデザインシューズデザインシューズデザインシューズデザインシューズデザインシューズデザイン
アタックブレードライト(27.0cm)
直感的にカッコいい!
でも、本当のことを言うと・・・ シルバーxブラックの方が近未来的なカラーリングでカッコイイと思ったのです。。。 が、大賀さん(レポート協力者)が履いているので、ジャスポはホワイトxブルーにしてみました。
ホワイトxブルーは、清潔感・爽やかさ・軽やかさ、と、ジャスポのためのカラーリングといったところでしょう。
今回デザイン写真を数枚撮ったなかでも一番カッコよかったのはバックショットでした。
ジャスポのプレー姿を後から見たら惚れちゃうかもよ〜。って、シューズの話ですけどね(^_^;

ジャスポ最終結論

久しぶりに新しいシューズへ履き替えます。
以前はクロスマッチプリオU(MIZUNO)を履いていましたが、今回は現役時代愛用していた
ASICSを使用することに。
定価が11,000円(税別)と、ちょっと購入するのに勇気がいるお値段でしたが、前々から興味もあったし、
レポートすることも考えたら「新商品のブレードライトが良いだろう」と、決定したのです。
上でも書いたのですが、本当はシルバーxブラックが欲しかったのです。
しかし、大賀さんが履いているのでホワイトxブルーで我慢(-_-;
「ブルー系が爽やかでカッコイイ」と、言い聞かせてはいるのですが、横でプレーしている大賀さんの
シルバーxブラックに見とれてしまいます。(絶対シルバーの方が・・・)
レポートを見て「購入しよう」と、いう方がいらっしゃいましたら、ジャスポと同じホワイトxブルーにしませんか?
エッ〜?! ジャスポと一緒が良いに決まってるって?アンタ良い人だよ〜(嬉泣)
近日中に試履き(しばき?)を行い最終結論をだします。(2005/11/8)


ジャスポの最終結論

ファーストインプレッション
軽いです!重量的にはクロスマッチプリオUの方が軽いはずなのですが、ブレードライトの方が
軽い感じがするのはなぜだろう?履き心地が体感重量に違いを生んでいるのか?!

かかとのクッションに優れていて、つま先は薄く素足感覚
足を入れてみると、2〜3cm背が高くなった気分になりますよ。
インナーソールのかかと部分が分厚いため、重心が前になるようです。
極端な表現ですけど、下り坂を歩いているような感覚になります。
発売と同時にブレードライトを履いている大賀さんにも話を聞いてみましょう(^ー^)
大賀さん!このシューズって前に傾く感じが気持ち悪くないですか?

慣れた。ずっと履いとったら気にならんよ。


相変わらず短いコメントありがとうございます(^_^;
でも、大賀さんの言葉はある意味で本当でした。2〜3週間履いていると傾きが落ち着きました。
ジャスポとしては、平べったい感じのほうが好きですから「良かったぁ」と、いう感じです。

つま先部分は素足感覚が活かされた薄い構造です。
クッションが分厚すぎず、それでいて衝撃吸収にも優れている感覚ですよ(^-^)b
横、前、後、斜め、蹴りだしのしやすいアウトソールがなんとも心地よい。

回り込み・飛びつきについて
どちらも問題なくOKです。と、いうよりもフットワークを急がされている感覚がある。
かかとが上がり気味になると、後ろから押されている感じで、動きが早くなっている?
特にフォアへの飛びつきに良い印象がありました。
自然な形で、飛びついた後も止まることなく、駆け抜けるようなフットワークができました。
クロスマッチプリオUの時とは違うフットワーク感覚です。


足にかかる衝撃を反発力へ
ブレードライトを履いてみて感じるのは、強打・強ドライブ後の体勢の立て直し、すなわち次動作への移行が素早いと思います。
これがSPEVA(衝撃を和らげるとともに高い反発性を発揮する素材)の持ち味だと思います。
回り込んでスマッシュをすると仮定します。
重心が、右足→左足と移動しますよね。その後、左足裏→左ひざ→左足裏→右足と円を描いたように、
衝撃吸収→反発が感じ取れます。
どのようなインナーソールでも衝撃吸収は可能でしょうし、反発性だけなら素足でも感じ取れる。
SPEVA(スピーバ)を搭載したブレードライトで感じるのは、衝撃吸収の力を反発力へ転換していること。

体全体に与えるシューズの役割
ブレードライトを履いてみて思うことは、足裏だけでなく膝や腰への負担も少ないと感じました。
シューズの役割は、フットワークを良くするだけではなく、選手の体を保護するということでもあります。
それは足だけでなく、体全身をサポートしていると感じるのです。
軽い、グリップ力が良い、単純に目に見える部分だけでなく、
全身でシューズの性能を感じることが必要だと思います。
膝や腰、足回りがスムーズに連動できれば上半身にも良い影響を与えてくれると思いますよ。

こんな貴方にお奨めしちゃう
やっぱりASICSシューズの性能の高さは素晴らしいです。
卓球メーカーのシューズも試すことがあるのですが、正直(-_-メ)と、いう物もあります。
シューズを選ぶ時には、アウトソールとインナーソールに注目して選ぶと良いと思います。
トップアスリートの多くが自分専用のインナーソールを使用していると聞いたことがあります。
我々アマチュアは専用までとはいかなくても、自分に合ったソール探しをしてみるのも良いと思います。
さて、ブレードライトは一体どのような選手にあうのでしょう。
足裏、膝の負担軽減の観点から見れば、すべての選手にお奨めできます。
プレースタイルからだと、積極的に回り込んだり、プレーエリアが広かったり、爆発力ある選手にお奨めしたいですね。(2005/11/22)

アタックブレードライト(27.0cm)はこちらのページから購入可能です。