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福原、シングルス4回戦は高校生に快勝
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今年の全日本選手権、福原にとってシングルス初戦となった4回戦。
対戦相手は高校生ながら4回戦まで勝ち上がってきた、右ペン表速攻の植山(日星高)。
5メートル近く投げ上げる植山のハイトスサービスに、レシーブミスが出る場面もあったが、そこは世界ランキング16位の貫禄。
危なげなく4−0のストレートで、明日のランク決定戦へコマを進めた。
●女子シングルス4回戦
福原(グランプリ) 3、10、8、7 植山(日星高)
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今年も2人で戦い抜くぞ
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愛ちゃんペア、ベスト8に入りました
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ベスト8入りをかけた女子ダブルス5回戦、小西/福原組は日立化成の東郷/福原組と対戦。
3−0のストレートで快勝し、明日の準々決勝にコマを進めた。
全日本社会人で優勝し、好調を維持する小西のフォアドライブが威力を発揮。
特に相手のバックサイドを切るシュートドライブが冴えた。
●女子ダブルス5回戦
小西/福原(アスモ/グランプリ) 4、8、5 東郷/福原(日立化成)
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まだまだ、余裕の表情だ
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愛・杏ペア、ダブルス初戦は慎重に
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大会タイ記録となる、女子ダブルス4連覇に挑む小西/福原組。
初戦の相手は全日学チャンピオン狭間を擁する大正大のエースダブルス。
第2セットを落としたものの、丁寧なプレーで順当の5回戦へ進出した。
●女子ダブルス4回戦
小西/福原(アスモ/グランプリ) 6、−3、5、9 狭間/西田(大正大)
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表彰では控えめなジュニアチャンピオン
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優勝インタビュー
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水谷、2年ぶり2度目の優勝
男子ジュニア決勝は昨年と同じ顔合わせ。
水谷が中陣でしのぎ、高木和がフォアドライブの連打で攻める展開も昨年と同様。
しかし、今年は水谷のプレーがより攻撃的になり、しのぎからの逆襲、勝負所では前陣バックドライブを決め、2年ぶりのジュニア優勝を決めた。
他のジュニア選手とは一段も二段も格の違うプレーを見せた、2人のファイナリストの未来に大きな期待がかかる。
照井は石垣のカットを打ち抜き、嬉しい初優勝
女子ジュニアも男子と同様、秀光中等教育の先輩・後輩対決。
ミスのないカット打ちからスマッシュで決定打を打とうとする照井に対し、石垣も安定したフォアカット、バックはロビングも交えて応戦。
スコアの離れない接戦になったが、競った場面で石垣のバックサイドをスマッシュで打ち抜いた照井が3−0のストレートで制した。台上で2バウンドする、バック面の表ソフトでのストップも効果的だった。
◆水谷・照井の優勝インタビュー
−優勝の喜びをまず誰に伝えたいですか? 「…吉田先生です」
「ジュニアで優勝できてすごく嬉しいです。2年前よりも内容は良くなかったですけど、今回はとにかく勝つことだけが目標だったので、勝てて良かったです。同士討ちは難しい部分もあるけど、今回はうまくできました。 明日はランク入りを目標に頑張りたいです」(水谷)
「一年間ジュニアでの優勝を目標に頑張ってきました。同士討ちで、逆に緊張せずに試合ができたのが良かったです。石垣さんとは試合では分が良かったので、少し自信はありました。 今年でジュニアは最後、来年からシニアになるので、一般でも活躍できるよう頑張ります」(照井)
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女子ジュニアは照井が初優勝!
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男子ジュニアは水谷が奪冠!
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◆決勝スコア
★男子ジュニア決勝
水谷(青森山田高) 8、5、−8、9 高木和(青森山田高)
昨年の借りを返した! 水谷が2年ぶり2回目の優勝
★女子ジュニア決勝
照井(秀光中等教育) 9、11、8 石垣(秀光中等教育)
落ち着いたカット打ちで競り合いを制した照井
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言葉なくすれ違う明暗
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男子シングルス4回戦は波乱続出
●男子シングルス4回戦
松平賢(青森山田高) −9、5、11、−4、13、−6、9 田崎(協和発酵)
中野(早稲田大) −10、13、3、8、8 鬼頭(東京アート)
松平健(青森山田中) −6、−8、3、4、10、−1、3 三田村(日産自動車)
末貞(東京アート) 6、9、−8、−9、4、9 新井(グランプリ)
高木和健(青森大) 8、6、10、−10、10 遊澤(東京アート)
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その場に座り込む遊澤
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松平賢二&健太の松平兄弟が大殊勲。
二人ともバックハンドが強く、賢二は中陣からの豪快なバックドライブ、健太は前陣でのタイミング早く、ミスのないバック連打で三田村を下した。
全日本6年連続ベスト8の三田村、今年は初戦で姿を消した。
遊澤・新井・田崎という五輪代表経験者も、4回戦での早すぎる敗戦となった。
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調子の上がらなかった新井
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女子ジュニアでもベスト8(ランク入り)が出揃った。
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●女子ジュニア5回戦
阿部(秀光中等教育) 9、8、9 宇土(就実高)
川村(四天王寺高) −5、−11、7、8、10 植山(日星高)
石垣(秀光中等教育) 7、−9、10、7 原(小高工業高)
森永(白子高) 6、2、4 中島(日産ジュニア)
古川(四天王寺高) 11、8、3 阪田(華頂女子高)
照井(秀光中等教育) 5、9、8 瀧澤(有馬高)
石川(ミキハウスJSC) 15、−7、−6、10、8 松本(秀光中等教育)
中山(四天王寺高) 4、11、−9、−7、9 若宮(尽誠学園高)
秀光と四天王寺からそれぞれ3人ずつがベスト8入り。
注目の石川佳純は第4セット7−10でマッチポイントを握られてから、5本連取で逆転。
最終セットも5−8のビハインドから6本連取という離れ業をやってのけ、勝負度胸の良さを見せつけた。
また、男子ジュニアも準々決勝が行われ、予想どおり青森山田勢がベスト4を独占する形となった。
水谷・高木和・大矢の強さもさることながら、中学2年生の松平健太がすばらしいバックハンドの連打で池田を仕留めた。
●男子ジュニア準々決勝・速報
高木和(青森山田高) 3−2 松平賢(青森山田高)
松平健(青森山田中) 3−1 池田(清水国際高)
大矢(青森山田高) 3−1 渡井(清水国際高)
水谷(青森山田高) 3−0 甲斐(明豊高)
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石川佳純、6本連取で大逆転
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男子ジュニア、8決定戦始まる
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男子ジュニア5回戦の一部速報
●男子ジュニア5回戦の一部
高木和(青森山田高) −10、7、6、−11、1 浅沼(玉野光南高)
水谷(青森山田高) 7、7、7 濱川(上宮高)
大矢(青森山田高) 8、10、7 笠原(東山高)
松平健(青森山田中) −8、6、5、−7、8 足立(東山)
松平賢(青森山田高) 8、−8、−7、6、7 瀬山(青森山田高)
ヤマダ勢、上位独占の勢いだ。
ディフェンディングチャンピオンの高木和はゲームオールにもつれたものの、最終ゲームは11−1で締めた。
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大矢も危なげなく勝ち進んだ
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マツケンが大きな金星!
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マツケンが大きな金星!
男子シングルスの最年少出場の松平(青森山田中)が、三田村(日産自動車)を4回戦で撃破!
序盤から元気一杯のマツケンが攻め続ける。6年連続ベスト8の三田村は意地でも負けられない。そんな気負いがあったのかフルセットの末に三田村が力尽きた。
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会場内の売店の様子
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各卓球メーカーが会場内に設置している売店には、たくさんのお客さんの姿が。
スーパープレーを堪能したあとだけに、財布のヒモも緩みがち?
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Butterflyさん手に持っているのはN社のカタログ?
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