リポーターの紹介
門田将和さん 今回の協力者は、門田さんです。
進学校の教師である門田さん、もちろん卓球部の顧問です。
監督として、プレーヤーとして幅広い意見がいただけそうでしたのでお願いしました。
ご自分では「主な戦績はありません」と言いますが、ジャスポから見ても豪腕ドライブは市内トップクラス間違いナシ!でしょうね。
それでは、門田さんレポートお願いいたします。
●名前/年齢/卓球歴/お住まい
門田将和さん/30歳/17年(途中4年間のブランク有)/愛媛県

●主な戦績
これといってありません・・・。

●現在の使用用具
ラケット AP(Nittaku)
フォア面 ブライス(赤/特厚)

●目指すプレースタイル
フォアドライブ主戦型

●道具選びの基準
ラケットは打球感がやわらかいもの、ラバ−は弾道が直線的になるようなもの

リポーター最終結論
リポーターのファーストインプレッション
 普段ブライスを使用しているので、感覚的な違いについてレポートしていきたいと思います。
まず、フォアハンドラリーを行いました。
ブライスを初めて使ったときにも弾むな〜と感じたのですが、ブライス・ハードは、球離れが良く、弾道も低く直線的で、違った感覚がありました。
「はずむ」というより、「はじく」という感じかな?速くて低くて直線的・・・・・まさに僕好み(笑)。
ドライブを打ってみると、回転をかける感覚はブライスとシートが同じなのでそんなに違いは感じられなかったのですが、弾道は直線的で、低くて沈むような感じです(僕のドライブはちょっと曲がってしまいますが・・・・)。
 次に、色々な技術を試すべくゲームを行いました。
サーブは、とりあえずシートはブライスなのでよく回転がかかります。普段よりちょっと長くなってしまったのですが、いつもよりスピードがあるのでよく効きました。
心地よかったのは3球目攻撃で、入ろうが入るまいが気持ちよくフルスイング(笑)する僕の超攻撃的ドライブにはぴったりの、速くて低い弾道で、オーバーミスが減ったような(?)・・・・・気がしました。
あと、球離れがいいので、スマッシュは打ちやすかったです。他の技術については、ツッツキは低くおさえやすいという感想を持ちました。
 全体的に、ブライスはラバーの力を利用させてもらっているという感があったのですが、ブライス・ハードは自分で打っているというような感覚が大きい感想を持ちました。
しっかり振らないと飛ばないので、体力的にはしんどいラバーかもしれません・・・・(笑)。

ドライブのスピード・回転量・コントロール性について
 ドライブはとにかく速いです。そして直線的で低い!ブライスハードの特徴といえばこれに尽きます!
しっかり振れば回転も良くかかりますし、直線的という特徴を把握しておけば、弾道が低いのでオーバーミスが減り、コントロール性も良いと思います。ただ、しっかり振らなかったり、自分にとってベストな打球点から外れてしまうと、暴れ馬に変身してしまいます(笑)。
斜め上に直線的にホームランしたり、ネットに向かって直線的に飛んだり・・・・・。
とにかくこのラバーの特性を発揮するためには、しっかり動いてしっかり打つ必要があると思います。
その点においては難しいラバーだと思います。

ツッツキ・ストップ・ブロックなどの守備技術について
 ツッツキについては、普通のブライスよりもやりやすいと感じました。
回転もよくかかり、低く直線的に飛んでいくので、より攻撃的なツッツキができます。
ストップも良く止まります。スポンジが硬いと回転の影響を受けにくいのかもしれませんね。
ブロックについては、技術不足な僕ではありますが、やや相手のボールを利用しにくいなと感じました。
ドライブに対してはボールが低く抑えられるし、カウンター気味に打ってもオーバーしにくいのでいい感じですが、スマッシュなどのナックル性のボールに対してはボールが飛ばないのでやりにくさを感じました。

サービス・レシーブのスピード・回転量・コントロール性について
 サービスについては回転がよくかかるのでいい感じですが、反発力がある分どうしても長くなってしまいます(練習すればなんとかなるかな・・・・)。
ただ攻撃されてもカウンター攻撃はやりやすいと思うので、カウンターを狙ってもいいかもしれません。
レシーブについては、打球が低く飛んでいくので、ツッツキにしろ、ドライブレシーブにしろ、攻撃的なレシーブがやりやすいです。

その他に気になった点など
 これだけスピードが出るラバーですが、ラケットをしっかり振らないと本当にボールが飛びません・・・。
ですから体力的にもしんどいラバーだと思いました。
僕はグルーは使用しないので、使用すれば少しは違うかもしれません。

こんな貴方にお奨めしちゃう
 とにかく相手のことは関係なく、自分のことはしっかり自分でやりたい人にお奨めします(笑)。
自らチャンスを作り、自分の手で得点をもぎ取るような超攻撃的なプレースタイルに向いているのではないでしょうか?
勝ち負けはもちろん大切だと思いますが、ブライス・ハードを使用してすごいボールを打ってみようと挑戦してみることも卓球の楽しみ方の一つではないかと思います。
フルスイングしたドライブでノータッチで得点できれば、すっきり爽快!ストレスなんて吹き飛びます!
(2006/6/22)

門田さん、お疲れ様でしたm(_ _)m
3週間ぶりに試合会場でお会いした時にラケットを見せてもらってビックリしました。
相当に使い込んでいましたね〜。ブライス・ハードに乗り換えたせいで部員達が豪腕ドライブの餌食になっちゃたかぁ・・・。部員達に悪いことしたなぁ・・・。と(^_^;
しかし、総合的に門田さんも気に入ってくれたみたいだし良かったと思います。
ジャスポが受けた印象と似たところが多くあり、真面目にレポートしてくれたんだと嬉しく思っています。
次にブライス(皮付き)なんていう商品が発売されたら、またご協力をお願いしたいと思います(^-^)

ブライス・ハード(赤/特厚)はこちらのページから購入可能です。
リポーターの紹介
大村晃司くん 今回の協力者は、大村晃司くんです。
早い打点での両ハンド攻撃が得意な大村くんは、高校2年生のときに始めてインターハイに出場し、続く新人戦でもベスト4に入り、才能が開花し始めています。
最後の県総体はベスト8でストップしてしまいましたが、これからが期待できる新居浜市・若手No.1の選手です。大村くん!ヨロシクね(^-^)
●名前/年齢/卓球歴/お住まい
大村晃司くん/18歳/6年/愛媛県

●主な戦績
愛媛県高校総体シングルス・ベスト4
愛媛県高校新人シングルス・ベスト4
愛媛県高校総体シングルス・ベスト8

●現在の使用用具
ラケット アコースティック-ST(Nittaku)
フォア面 ハモンドプロα(特注)(赤/特厚)、バック面 ハモンドプロα(黒/特厚)

●目指すプレースタイル
なんでも出来るオールラウンドプレイヤー

●道具選びの基準
ラケットは打球感がしなやかで、程よく弾むもの。
ラバーは少しだけ硬めで良く反発はするが色々な状況に対応しやすいものをチョイスします。

リポーター最終結論
リポーターのファーストインプレッション
とりあえず『直線的』です!
スピードも出るし威力は抜群で、凄いです!ブライス・ハード!
反発も凄くて、まさにハイテンションの名に相応しいラバーと言えるでしょう!
スポンジが硬くて扱いが難しそうなんですが、さてどうなんでしょう(^^)
これから詳しくレポートしていきたいと思います♪

ドライブのスピード・回転量・コントロール性について
いやぁ、凄いね!
ドライブのスピード、回転量ともにブライス・ハードを使う人には武器になるでしょう(^^)
それに一番の注目は『弾道』の特徴でしょうね。
とにかく『真っ直ぐで低い』のがこのラバーの特徴だと思います。
しかし、それらの特性もしっかりとしたスイングが出来た時の話です。
中途半端なスイングや自分の思い描いた打球点で打つ事が出来なければ、威力半減です(^^;


ツッツキ・ストップ・ブロックなどの守備技術について
ドライブを打った時にこれがブライス・ハードの短所かなって感じた事が、しっかりと打球しないと『飛ばない』んですよね。
でもその『飛ばない』事がブロックをやり易くしているのじゃないかな。
飛ばない分、自分の操作しだいでどんなブロックにも対応出来るのだと思います。
ツッツキに関しても掛けやすく、低い弾道で飛んでいくので文句ナシだと思います。

サービス・レシーブのスピード・回転量・コントロール性について
サービスはスピードが出ますね!
ロングサービスを出す時は、凄く攻撃的なサービスを出す事が出来ると思います。
ただ、スピードが出るので、コントロールするには慣れと練習が必要ですね。
それと反発が強いせいか、意識しないと小さいサービスまで長くなるので注意です(^^;

こんな貴方にお奨めしちゃう
ラバーの能力が高くて凄く攻撃的なラバーなんですが、使いこなすには技術と体力とパワーが必要です。
このブライス・ハードを使いこなしガンガンのパワードライブを打っていける選手になればノータッチの数が増える事でしょう(^−^)
それらを踏まえると上級者で攻撃的なドライブを良く打つ選手にお奨めです。
パワーのある選手は一度ブライス・ハードを試してみるべきですね♪ (2006/8/25)

ブライス・ハード(赤/特厚)はこちらのページから購入可能です。