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タキファイア・C(赤厚) |
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重量を測ってみました。パッケージから出したばかりの重量は写真(右)のとおり。
カット前→カット後の重量は下記のとおりでした。 ●赤厚 『70g』→『48g』 ※グルーイングを2回行っております。
開封前のラバー重量は発売後計測します。 |
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タキファイア・C(赤厚) |
「硬めの高弾性スポンジ」ということでグルー効果は期待できないと思ったのですが、 写真を見ていただければ判りますよね(^-^)タキファイア・Cはグルー効果が高いですよ。 中国系ラバーの中では確実にトップクラスに入るグルー効果の高さですね。 |
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タキファイア・C(赤厚) |
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中国系ラバーのスポンジというと、硬くて扱うのが難しいものを想像しちゃいますが、タキファイヤ・Cのスポンジは想像よりも硬くないです。 上級者であればタキファイア・C(中国系ラバー)でも後からドライブの引き合いが出来そう。 坂本竜介選手もタキファイア・Cを使用(2005年3月現在)しているそうですから、ドライブやカウンターを使用する選手にも向いていそうですね。 |
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タキファイア・C(赤厚) |
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「回転力」を示す摩擦係数では、 スーパーアンチ「0.4」スレイバー「1.3」に比べ、 タキファイア・Cは「1.6」以上の高い摩擦係数が計測されたそうです。 そのほかにも「粘着力」を示す数値では、タキネスチョップ「4.0〜4.5」に比べ、タキファイア・C「7.0〜7.5」という極めて高い数値を出したそうです。 中国系ラバーの代表的なキョウヒョウシリーズと比較するならば、スピードを意識したキョウヒョウVの部類に入ると思います。 |
話題の新商品がベールを脱ぎましたよぉ。張怡寧選手がアテネオリンピックで金メダルを獲得したときに使用していたのも「タキファイア・C」だったそうです。その他にも荘智淵選手(台湾)や平成16年全日本選手権で福原愛選手とペアを組み優勝した坂本竜介選手もタキファイヤ・Cを使用しているそうです。
●張怡寧選手はタキファイア・Cについて以下のようにインタビューに答えています。 従来の中国製ラバーと日本の高弾性ラバーの中間のような感覚です。 大事な場面で打球するときに日本の高弾性ラバーと比較すると弾みすぎず、 従来の中国製ラバーと比較するとボールが山形にならず、より攻撃的な弾道になります。 その回転とスピードのバランスが私のプレースタイルに合っているので、 とても使いやすいラバーだと思います。 近日中に試打を行い最終結論をだします。(2005/3/13)
●ジャスポの最終結論
使用したラケットはJUICチタニウムターボです。 Butterflyプリモラッツカーボンの打球感をソフトにしたようなラケットです。
■ファーストインプレッション
かなり期待を持ってモニターを行いました。 飛ばないなぁ…(^_^; 期待を持ちすぎていたのか、それとも中国系ラバーだからなのか。
■コントロール性について
そりゃー良いですよ。ファーストインプレッションで反発力の無さをお伝えしたとおり、 絶対的にコントロールは良いですよ。 高粘着ラバー特有の“回転の影響を受けやすい”ことは確かですが、思ったほどの粘着力ではないので レシーブ時のコントロールも優れていますね。
■攻撃面について
前陣での戦いは問題ないですね。ただ、ドライブでの引き合いで「スピード負けしないように」と、意識するのですが…やっぱり中国系ラバーだなと。やっぱり、それなりの技術がないとスピードを出すのは 難しいでしょうね(^_^; よりタキファイア・Cの性能を引き出す為には、回転量の多いドライブを多用する方が良いと思うのですが、 ジャスポには、角度打ちやスマッシュといった技術の方が、安定感もあり良かったように思えます。 ジャスポ的には、攻撃よりもブロックやツッツキが、やり易いと感じました。
■こんな貴方にお奨めしちゃう
「高弾性ラバーの最高峰Butterflyが高粘着ラバーを開発した」とあって、かなりの期待を持っていたのですが、ちょっと期待はずれだったかな(苦笑) いやね、シートの粘着度は中国ラバーの方が上のような、だからといって、それほどスピードに優れているとも思わないですよね。 まぁ、ジャスポがタキファイア・Cの良さが判るほどの技術ではないと思うのですが… 価格もお手ごろですので中国ラバーご使用中のユーザーの方は一度試されてみる感じで良いのではないでしょうか。(2005/4/10)
タキファイア・C(赤厚)はこちらのページから購入可能です。 |
前回まではジャスポが試打したレポートを行いました。 今回タキファイア・Cのボールを受けることができましたのでレポートの追記をしたいと思います。(2005/5/12) |
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常連の大賀さんに試していただきました。 以前ご協力をいただいた時は、初めて中国製ラバーを使用し、プレースタイルを変化させようと考えていたそうです。 その後、幾多のラバーを試し、現在は両面中国製ラバーを使用しています。彼の持ち味は、回転を重視した沈むドライブです。ドライブを武器に、今年の大賀さんは大暴れする!はず・・・(^_^;
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まなべ〜、かなり辛口のレポート書いてるじゃないのぉ。粘着ラバーのことは大賀さんに任せないさいよ。 なんか中国ラバーのようにベタベタした感じがないね。(ラバーを撫でながら) それに、思っていたよりもラバー全体が軟らかい感じがする。どうなりそうって?まぁそう焦るな。 じっくり使用してみてから返事するから。
そして、タキファイア・Cでの初練習がやってきたのです。
おー!スピードが出る。キューちゃんに比べたらかなりスピードがある。 中国ラバーに比べたら弾道が低いなぁ。ドライブのスピードと伸びはキューちゃんを上回っているね。 ただ、ツッツキやドライブの回転量という点では中国ラバーの方が上だな。 それでも、スピードもあるしコントロールも良いという点では、硬質な中国ラバーを使いこなせなかった人 なんかに向いてるんじゃないの?って、俺が売上貢献のコメントする必要はないな(笑)
ここからは、一通りの技術を試し、試合など実戦で使用した後の感想です。
いやぁ〜、張怡寧の言葉の意味が良く解るよ。中国ラバーでもないし、高弾性ラバーでもない。 中国ラバーの良いとことを残しながら、弾道やスピードをグレードアップした感じがあるね。 ただ、今までの中国ラバーに求めるものとは違うとボールだね。 良いか・悪いかは、これから使用していけば解ると思う。俺は当分、タキファイア・Cを使ってみるよ。 そうだ、このラバーはモニター協力代としていただいておくぞ!(2005/5/18)
大賀 章裕 さん
※キューちゃんとは999CHNのことだそうです(^_^; |
●本当のジャスポ最終結論
完璧に意外でしたね。ジャスポが試打した時には、正直スピードも回転も中途半端と印象を受けたのです。 しかし、大賀さんのボールを受けたときに、張怡寧選手がインタビューで話していた事が本当なんだと 実感しました。 999CHNやキョウヒョウなどと比べると打球に鋭さがあるのです。中国ラバーは打球に放物線が見えるの ですが、それらと比べたらタキファイア・Cの打球は鋭い弾道が感じられます。 そして打球後に伸びがある。これは上に伸びるというよりも、真っ直ぐ、沈むといった中国系ラバーの理想 とされるボールの伸びであります。 大賀さんもレポートで言っていたように「今までの中国製ラバーに求めるものとは違うとボール」と、いう印象を、ボールを受ける方も感じます。 使う人によって感じ方は絶対に違いますので、全てが「こうだ!」とは言えませんが、ジャスポの場合、打球していた時よりも受けたときの方が好印象、もし試合で“このボールを受けて”その後で相手がタキファイア・Cだと知ったなら、迷わず購入してしまうかもしれませんね。(2005/5/18)
タキファイア・C(赤厚)はこちらのページから購入可能です。 |