ラバー重量測定
エクステンドPO(重量測定)
エクステンドPO(赤特厚)
重量を測ってみました。パッケージから出したばかりの重量は写真(右)のとおり。

カット前→カット後の重量は下記のとおりでした。
●赤特厚 『57g』→『40g』

開封前のラバー重量は次のとおり。
●特厚赤(77/78/79g)、黒(77/77/80g)
●厚赤(75/76/77g)、黒(73/74/74g)
●中厚赤(72/73/74g)、黒(73/73/73g)
●中赤(67/67/68g)、黒(69/69/70g)
※パッケージ(紙)にも重量差がございます。
※上記の重量はレポート作成時に測定した値になります。
パッケージの仕様変更により、現在製造している商品との重量に差が出る場合もございます。

グルー効果
エクステンドPO(グルー効果) 写真を見るとグルー効果の高さが解っていただけると思うのです。
こんなにグルー効果が高いと「軟らかいスポンジかなぁ?」と、思うでしょ、エクステンドPOのスポンジは意外にも硬めです。
スポンジはクリーム色で触り心地はザラザラとした感じです。

注目はSTS(スピンテンションシステム)ですね。
エクステンドPOには、STSを60%以上も費やしたというのです。
STSにグルー効果が加わわったのです。
鬼に金棒とは、まさにこの事です(^0^)
グルーイング3回の結果
エクステンドPO(赤特厚)
グルーを3回塗ったエクステンドPOの状態は写真のとおり。
STSとグルー効果のダブルテンションの威力を早く体感したいです!

トップシート
エクステンドPO(トップシート)
エクステンドPO(赤特厚)
トップシートの色は、つや消しレッド、タテ目の粒ということはスピード重視のトップシートといえるでしょう。
粒トップにある布目が強いため、ボールの引っ掛かりも悪くないと思われます。

粒の特徴
エクステンドPO(粒を横から見てみる)
エクステンドPO(赤特厚)
台形と円柱を組み合わせた粒形状です。。
指で粒を触ると若干、粒が倒れる感じがします。この粒だとナックル・ショート&ブロックが快適に炸裂しそうな予感がしますね。

ジャスポ最終結論

裏ソフトラバーにエクステンドという名作ラバーがあります。
エクステンドは、STS(スピン・テンション・システム)を搭載することで、テンションのスピードを維持したまま、回転力を大幅に向上させることに成功した傑作ラバーでした。
そして、エクステンドは進化を遂げ、2006年春ついにエクステンドPO(表ソフト)が誕生したのです。
エクステンドPOは、表ソフトのスピード力にSTSを搭載して回転力を増強させています。
表ソフトでスピードを出すことはある意味簡単で、それよりも回転を与えることが難しいそうです。
STSを搭載したエクステンドPOならば、回転力のあるツッツキやドライブも容易にしてくれるはず!です(^_^;
近日中に試打を行い最終結論をだします。(2006/3/22)



ジャスポの最終結論
使用したラケットクリッパーCR-WRB(STIGA)は、グリップ付近をソフトな打球感に残したまま、
曲線より上の打球部分をハードな加工を施しています。
繊細なボールタッチとハードヒッターをも満足させる弾道が最大の魅力です。
グルーイング1回で使用しました。

ファーストインプレッション
結構スピードは出るけど、意外と使いやすいぞ。
裏ユーザーのジャスポでもミスなく使いやすいのは嬉しい(^−^)
打つ前から、ものすごく期待が持てるラバーです。

攻撃時のスピード・回転量・コントロール性について
バック面で使用しました。
表ソフトだというのに、非常に引っ掛かりが良くてドライブやフリックがやり易いです。
しかし、回転が掛かかる分、ナックルボールは出すのが難しいと思います。
それでも、ラケット面を調整して、ぶつけたり、弾くように打球すれば、相手はネットに“ズドン”と落としてくれることが多々ありました。
表ソフトの良さは、相手にネットミスをさせるほどの重たいナックルボールだという固定観念がありましたが、エクステンドPOのような回転量があり、打ち方によって重たいナックボールになる(他のラバーも打ち方によってナックルを出すわけですが、エクステンドPOはナックルが出しづらいという意味です。)のも、攻撃の幅が広がって良い感じですよ♪
ジャスポのような裏ソフトユーザーでも十分使えますから、乗換えもスムーズに行えるでしょうね(^-^)

ツッツキ・ストップ・ブロックなどの守備技術について
守備というべきか、攻撃というべきか、ブロックが良いですよ。
今、ワルドナーに影響されて真似をしているのです。
DVDでワルドナーの映像を見て驚きました。
この人はマジックショーでもしているのか?と(^_^;
どうして相手は走り回っているのに貴方は卓球台の真ん中で動かずに得点しているのですか?と(^_^;;
フォアサイドを切るほどのブロックをしておいて、相手の返球をバックサイド切るなんて性格が悪いどなー?!と、ジャスポも真似をしてみたけど“ヨイドナー”くらいにしかなれないもの。
いつもの癖で話が大きく脱線したところで本題に戻りましょう。

エクステンドPOは(表ソフトは)回転の影響を受けづらいから、ブロックを横に逃がしたり、下に落としたり、上に抜いたり、正面でナックル気味に止めたりと色々なブロックがやりやすいということです。
防戦一方でも得点することができるから、最初の言葉が出てきたということです(^_^;
ツッツキの回転量も良いのですが、それ以上に嬉しいところはシート上で滑ることがないところです。
表ソフトは裏ソフトから比べれば、どうしたってグリップが弱くなるので“つるッ”と滑る感じがするんですよね。
エクステンドPOぐらいの引っ掛かりがあれば、問題なくコントロールできますね。
ストップについては・・・次の項目で書きましょう。

サービス・レシーブのスピード・回転量・コントロール性について
先ほどの続きストップレシーブから話をしましょう。
表ソフトの当てたら飛ぶという特徴のせいか、小さく止めるのが若干難しいですね。
力加減やボールタッチが磨かれればストップも問題なく止まるかもしれません。
その他、フリックレシーブがやり易いですね。
フリックはエクステンドPOのスピン・テンション・システムのお陰でやり易いのでしょう。
ボールを擦ると程よい回転がかかるので、軌道が安定します
コースの乱れも、ほとんど無いといってよいでしょう。
サービスでは、ロングサービスのナックルを中心に、若干の下、若干の上を含ませて、あえて回転量の幅を狭くすると効果的でした。
回転量の幅を大きくすると、相手にも違いが判りやすくなります。
ましてや表ソフトは裏ソフトと比べれば回転性能に劣る部分がありますから、回転量勝負よりも、スピードや回転種類の判断を付けさせないことに力を注ぐと良いと感じました。

こんな貴方にお奨めしちゃう
表ソフトユーザーならば、回転を重視している選手にお勧めしたいですよ。
ナックルボールとドライブの両立が実現するラバーでしょうし、「さすがはテンションラバーだ」と、思わせてくれるスピードもありますので、生粋の表っ子にも好かれるはずです。
裏ソフトからの乗換えならば、エクステンドPOを選ぶとすんなりと受け入れられると思いますよ。
七色に輝くブロックで相手を翻弄しましょう(^-^)(2006/4/25)

エクステンドPO(赤特厚)はこちらのページから購入可能です。