Today's福原愛
福原愛福原愛
福原愛福原愛
福原愛福原愛
坂本の豪快なバックハンドの決定打。慌ててよける愛ちゃん。

坂本・福原、ベスト8進出
 本日2試合目となった、混合ダブルスの試合でも、坂本・福原ペアは強さを見せつけ、
河原(シチズン時計)・中田(サンリツ)をストレートで一蹴。
見事ベスト8入りを決めた。「混合では初めてのランク入りだったので緊張した。ミスが多くて迷惑をかけたけど、坂本さんがナイスプレーをしてくれた」とは、記者会見での福原のコメント。
福原のミスは本人が言うほど目立ってはいないが、坂本の決め球の威力は確かに、
対戦相手にとっては脅威そのもの。
果たして明日の準々決勝、そして明後日の準決勝、決勝まで勝ち残れるか?目が離せません。
○坂本・福原 5、6、4 河原(シチズン時計)・中田(サンリツ)●
福原愛 福原愛
湯コーチと福原選手のツーショット(左)/インタビューに答える福原愛選手(右)

坂本・福原ペア、3回戦も楽々突破
 10時に試合開始となった、大会2日目。
そのタイムテーブルの2番目の試合となった、混合ダブルス・坂本・福原ペアの3回戦。
やはり報道陣に囲まれての試合となった。2人ともカメラ慣れしているので、
対戦相手の久保田・宮本の早稲田大ペアのほうが緊張する状況だったが、久保田・宮本も落ち着いた
プレーをし、久保田がナイスボールを放ち、宮本が坂本のドライブを止め、善戦。
しかし、坂本・福原も、昨日の初戦を無難に乗り切ったことで、
より余裕が生まれたか、昨日よりもコンビネーションがアップした……ように感じられた。
随所で坂本のシュートドライブが炸裂し、危なげなくストレート勝ちをおさめた。
 もし今日16:30からの4回戦に勝てば、ベスト4をかけて、第一シードの下山・武田ペア(昨年準優勝)
と対戦する可能性も。楽しみです。
○坂本・福原 6、8、7 久保田隆三・宮本真梨子(早稲田大)●
写真は試合後の湯コーチと福原選手のツーショット。髪型が変わり、さらにそっくりに!?

福原の史上最年少記録にまつわる運命的な関係
マスコミが注目するのは、何より福原愛の全日本優勝の史上最年少記録がなるか、どうかだろう。
全記録保持者は88年に優勝した佐藤利香。当時、白鵬女子高校2年だった佐藤は決勝で星野美香を破り、17歳1カ月という大記録を作った。この記録を福原が破れるのは今年しかない。
この二人は、実は近い関係にある。まず家が近所。仙台市の吉成というところに住んでいて、
福原選手のご両親は、佐藤さんが中学時代から会っていた。
そして、佐藤さんが全日本優勝を決めた年、その1カ月半前に愛ちゃんは産声をあげている。
その後、佐藤さんが里帰りをするたびに、福原家との交流を重ね、佐藤さんは愛ちゃんにとっても近所のお姉ちゃんであり、あこがれの存在だった。
その佐藤さんの記録を今年、愛ちゃんが挑戦するのは何とも運命的なことではないだろうか。
なお、本日(12日・水曜日)、日本テレビの午後2時から始まる「ザ・ワイド」という番組で、福原選手と佐藤選手の話が紹介され、卓球王国の今野編集長の談話も紹介される予定になっている。

写真提供(卓球王国)

大会情報
審判長を務める大野寿一氏
審判長を務める大野寿一氏

右が、今年も全日本の審判長を務める大野寿一氏。
用具使用可否の判断をしている場面。
試合の総括者として大忙しです。

○ジャスポコメント
この全日本の会場にジャスポで購入したラバーで出場している選手もいるのかなぁ(^_^)
大野さんへお願い。ジャスポの常連さんには優しくしてくださいね?!ダメかな(笑)
東京体育館 会場内
東京体育館(左)/会場内(右)

昨年度、今年度の会場となっている東京体育館。JR千駄ヶ谷駅からすぐの場所にある。
まだ大会2日目ということもあり、観客席の入りは半分弱程度。
○ジャスポコメント
会場の赤いコートでプレーしたいなぁ・・・あれが噂のセンターコートかぁ・・・。
見れただけでも良しとしよう(苦笑)
選球所 トロフィー&カップ
選球所(左)/トロフィー&カップ(右)

会場脇にある選球所です。皆さんボール選びも真剣!勝負はもう始まっている?!
トロフィー&カップです。一度は手にしてみたい代物ですよね(^-^)

写真提供(卓球王国)

選手情報
京都大学・森部選手京都大学・森部選手
京都大学・森部選手京都大学・森部選手
京都大学・森部選手

京都大学・森部選手、初戦突破!
 京都大学から全日本に久々の出場となった森部達選手が、堂々の1回戦突破!
しかも対戦相手は、愛知工業大主力の長身・齊藤美一選手。
出足は完全に齊藤ペースだったが、2ゲーム目以降は森部の台上とクセ球が、
齊藤の持ち味のドライブを封じ、一気に3ゲームを奪って殊勲の勝ち星となった。
試合後の森部選手は、「全日本でまさか勝てるとは思っていなかった。ぼくは自滅型だけど、ベンチ入りしてくれた兄のアドバイスで、最初に自滅しかけていることに気付かせてもらえたのが良かった。
ぼくは勝ちを意識しなかったけど、相手には焦りがあったのかも」と、さわやかコメント。
なお、観客席には京都大学卓球部OB10名ほどが、後輩の素晴らしいプレーにエールを送っていた。
森部は本日夕方の2回戦では、並木(シチズン時計)と対戦予定。
「さらにすごい強い選手だけど、頑張ります!」(森部)。
○森部達(京都大) -8、11、7、5 齊藤美一 (愛知工業大)●
キング斎藤清
キング斎藤清

キング斎藤清 、今年は1勝で、通算91勝
 全日本男子シングルスで8回の優勝を誇る、元キング斎藤清 。昨年は大会前に愛妻・よし子さんを亡くす不幸を乗り越え、1勝をあげた斎藤だった。
今年も1回戦で、福場(福岡大)にストレート勝ちをおさめ、全日本通算91勝。続く2回戦にも臨んだが、松竹(愛工大名電高)に敗れた。
「精神的に向かっていく気持ちがなかった。守りに入った。正直、体力の問題が……。
1試合が限界かな?もう1勝したかった。まあ来年期待してください」(斎藤)
 伊藤和子さんの持つ通算100勝の記録まで、あと9勝。頑張れ、キング!
がんばれ新潟! 笹岡、2回戦突破
 震災の被害が未だ癒えない新潟のクラブチームで頑張る笹岡光央(RisingNiigata)。
今年度の全日本マスターズの部30代準優勝の笹岡が、男子シングルスで河又敏久(サボテンクラブ)、伊藤亮太(近畿大)を連破し、3回戦進出を決めた。
新潟の星として、頑張ってほしいものです。
笹岡光央(RisingNiigata)
笹岡光央(RisingNiigata)

写真提供(卓球王国)
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