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平野(ミキハウス)が連覇を達成!!
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平野(ミキハウス)ストレート勝ちで連覇達成
1セット目 ○平野(ミキハウス) 11-9 末益(日本生命)●
2セット目 ○平野(ミキハウス) 14-12 末益(日本生命)●
3セット目 ○平野(ミキハウス) 11-7 末益(日本生命)●
4セット目 ○平野(ミキハウス) 11-8 末益(日本生命)●
平野(ミキハウス)が連覇を達成!!
毎セット、平野が突き放せば、末益が追いつくという展開が続いたが、 技術・精神力で平野(ミキハウス)が末益(日本生命)を上った。 以前よりも安定感と回転量のあるバックのループ系ドライブやハーフボレー、 そしてスピード満点のフォアドライブが、末益の賢明なブロックと揺さぶりを寄せつけなかった。 結果4-0でストレート勝ち。 大会前から調子が上向きのまま落ちないので、平野自身、かえって不思議に思い、 大嶋監督に相談したそうだ。大嶋監督は、調子の波が上向いているのではなく、実力がアップし続けているのだ、ということを平野に言い、平野もそれが納得できたという。 ここ1年は、「相手が思う以上に重いボールが打てるようなモデルチェンジを試み、それが大分出来てきた」とは大嶋監督の弁。平野自身「今年は完全に試合の準備ができた。 自分自身が世界戦代表の権利を得るため、というのもあるが、それ以上に周囲のお世話になった方々のためにも優勝したいと思った」(平野)。 ここ1年目立った成績は上げていなかった平野だが、本人自身、実力アップの確かな手応えがあったようだ。そしてそれは、全日本の舞台で見事に証明されたのだ。
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吉田海偉選手(左)/表彰台の選手(右)
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男子シングルス吉田海偉が初出場、初優勝
男子シングルス決勝は、偉関と吉田が激突。 吉田が終始主導権を握り4-0で圧勝した。
吉田のコメントは「優勝するのは当たり前、勝つことしか考えてなかった」
男子シングルス決勝は、吉田海偉(日産自動車)が偉関晴光(健勝苑)に4-0で圧勝した。 抜群のフットワークから放たれるフォアドライブは、何度も偉関のフォアを打ち抜いた。 これで初の世界代表が決まった吉田、試合後のコメントでも自信満々ぶりを言葉に込めた。 「勝つことしか考えてなかった。優勝するのは当たり前。日本代表として早く世界で活躍したい」と、 早くも上海での世界選手権に気持ちを向けている。
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平野選手(左)/末益選手(右)
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「自分でも意外」。末益、藤井にストレート勝ち
女子シングルス準決勝、昨年度準優勝の藤井対快進撃を続ける末益の対戦。 藤井の両ハンドドライブ、末益の変化プレー、どちらの展開になるかが注目されたが、 末益の準々決勝の高橋(十六銀行)との対戦と同様、終始末益のペースで試合が進み、ストレート勝利を収めた。藤井は序盤はつないでいたが、そのままでは自分の攻撃へつなげられないということで、 3ゲーム目からは思い切ったスイングで攻撃をしかけた。 しかしナイスボールをミスが上回り、流れを変えるに至らなかった。「藤井さんとは過去の対戦は少ないが、負けていた。競ると思ったが……自分でも意外」と末益。
○平野(ミキハウス) -7、-7、6、9、9、6 金沢(日本生命)●
○末益(日本生命) 12、1、9、7 藤井(淑徳大)●
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偉関vs加山(左)/吉田vs岸川(右)
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決勝は偉関vs吉田! 男子シングルス準決勝終わる
男子シングルス準決勝が終わり、決勝に進出するファイナリスト2名が決定した。 ベテラン対決の偉関−加山戦はどのセットも競ったが、要所で強力サービスからの速攻を決めた偉関がストレートで勝利。42歳という年齢を感じさせない豊富な運動量で、1時半から始まる決勝に駒を進めた。 吉田−岸川戦は岸川がバックドライブからの連続攻撃を決め、予想以上の健闘を見せた。 セットカウント2−2の5・6セット目も岸川が先にセットポイントを奪ったが、吉田がよく動いて岸川のブロックを打ち崩し、競り勝った。結果は以下の通り。
男子シングルス準決勝が終了、決勝戦のカードが決まった。
偉関(健勝苑)が加山(グランプリ)を、吉田(日産自動車)は岸川(仙台育英学園高)をくだし、 前回チャンプ偉関が、怒涛の連勝を重ねる吉田を迎えることとなった。 注目の岸川は4-2で吉田に敗れた。
○偉関(健勝苑) 9、7、11、10 加山(グランプリ)●
○吉田(日産自動車) −6、−9、6、6、10、12 岸川(仙台育英学園高)●
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ベンチで呆然とする梅村
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梅村、準々決勝でストレート負け−女子シングルス準々決勝
東京体育館の中央に並べられた4台のセンターコートで行われた 女子シングルス準々決勝、2年ぶりの優勝をめざす梅村礼(日本生命)は、同じチームの同僚・金沢咲希(中国名・満麗/日本生命)にストレートで敗退。 金沢の固いショートと回転量の多いドライブの前に、勝機を見出すことができなかった。 他の3試合では、昨年のチャンピオン平野が仙台育英学園高のチームメイト・今福に完勝、昨年準優勝の藤井と6回戦で福原愛を破った末益も準決勝に進出した。
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女子シングルスベスト4が決定!!
○平野早矢香(ミキハウス)−6、5、2、11、7 今福久美(淑徳大)●
○金沢咲希(日本生命)8、9、5、9 梅村礼(日本生命)●
○末益亜紗美(日本生命)8、9、5、9 高橋美貴江(十六銀行)●
○藤井寛子(淑徳大)−7、7、2、−8、9、4 藤田由希(日本生命)●
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本日はいよいよ最終日。 昨日は結局、東京は雪は降らなかった模様。だが、今日も外は冷たい雨が降っている。 福原愛選手の試合が昨日で終了したため、報道陣の数は減り、観客席もちょっと寂しい感じ。 だが、今日は女子シングルスの準々決勝から決勝までと、男子シングルスの準決勝から決勝までが 行われるので、見逃せない試合ばかりだ。 しかも、勝者を予想するのは難しいくらいの組み合わせ。 結果が出しだいお知らせします。ちなみに、10時現在は、女子シングルスの準々決勝が4台で同時に行われている。組み合わせは下記の通り。
●女子シングルス準々決勝
平野早矢香(ミキハウス)VS今福久美(淑徳大)
金沢咲希(日本生命)VS 梅村礼(日本生命)
高橋美貴江(十六銀行)VS 末益亜紗美(日本生命)
藤田由希(日本生命)VS 藤井寛子(淑徳大)
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