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福原・小西ペア、福原愛のサービス
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福原・小西が初戦、ゲームを落とすも突破
大会3日目の最初の試合は、ジュニア男子1回戦、そして一般女子ダブルスの4回戦。 その10:00開始の第1試合に、福原・小西ペアが登場。 今年三連覇を狙うこのペアはスーパーシードのため、最初の試合となった。 対戦相手は、エクセディの稲垣・杉本、カットペアだ。 03年世界選手権パリ大会で、ガニナ・パリナというカットペアに敗れている福原・小西。カットはあまり得意な相手とは言えない。しかも小西にとっては、今大会最初の試合ということで、出だしの出来が注目されたが、1ゲーム目、その小西にややミスが目立ち、11-13で落としてしまう。苦戦が強いられるのか……!? しかし、2ゲーム目以降は完全に福原・小西が持ち直す。稲垣・杉本も丁寧なカットで応戦するが、 格の違いを見せつけて3ゲーム連取、初戦を無事突破した。
注目の混合ダブルス、メダル決定戦
混合ダブルス準々決勝は14:30試合開始予定。一番の注目は、やはり昨年準優勝のナニワのイケイケコンビ、下山・武田組と、ここまで全試合ストレート勝ちの坂本・福原組の対戦。 他にも、優勝経験のある渡辺・東郷、小林・西飯美、両ペアにフレッシュなペアが加わり、混戦必死だ!
混合ダブルス準々決勝の組み合わせ
下山・武田 坂本・福原
田中・柏木 原・杉田
渡辺・東郷 足立・福岡
小林・西飯美 川嶋・島田
写真提供(卓球王国)
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闘将・吉田監督のアドバイスに耳を傾ける水谷と高木和(左)/藤沼・樋浦、初戦敗退の大波乱(右)
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タイトル:水谷・高木和ペア圧勝
男子ダブルス3回戦、期待の若手ペア、高木和・水谷(青森山田高・青森山田中)ペアが谷口・熊田ペア(日産自動車)と対戦し、ストレートで快勝した。
社会人3連覇ペア、藤沼・樋浦、初戦敗退の大波乱
スーパーシード選手にとっては、今日の4回戦が最初の試合となる女子ダブルス。 そこで全日本社会人選手権で3連覇中で、優勝候補筆頭だった藤沼・樋浦(ミキハウス)が、何と ストレートで敗れるという大波乱。 平田・森藤(東京富士大)に対して、全日本選手権の初戦ということで調子がまったく上がらなかったのか、ミスを連発。何とも不本意な敗戦となった。
○ジャスポコメント うわぁ〜、まさかの初戦敗退ですよ。これが全日本の恐ろしさですよね。 どれだけ実力があっても、一寸先は闇。シングルスでの2人に期待してます(^_^)
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スタイルチェンジ村守(左)/梅村・岸田ペアが崩れた(右)
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スタイルチェンジ村守、3回戦で散る
今大会の見所のひとつに、ドイツ・ブンデスリーガで武者修行をしている4人の男子若手選手、 いわゆる「ドイツ組」がどこまで活躍するか、というのがある。 そのドイツ組の中で最初に登場した村守。フォア面を表ソフトから裏ソフトに変え、スタイルチェンジをした村守だが、3回戦でベテラン高山(東京アート)にストレトで敗れた。 高山の中・後陣からのフィッシュに対し、ドライブでなかなか打ち抜けず、3ゲーム目はリードを 奪いながらも決定打ミスで逆転負けを喫した。 速攻から両ハンドドライブマンへとモデルチェンジを模索中の村守は、決定力アップが今後の課題となるのだろうか。期待したい。
●村守 -5、-6、-10 高山幸信(東京アート)○
波乱含みの女子ダブルス ベスト8決定では、梅村・岸田(日本生命)が、原田・藤井(サンリツ)に2-3で敗れる。
写真提供(卓球王国)
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東京体育館って大きいなぁ |
東京体育館に入ってすぐ、正面の様子。 天井の大きさからも、体育館の広さがわかります。 正面に見える黄色と赤の奴は……記念撮影用のボードなんでしょうか?? ここから向かって右下・左下に階段が伸び、実際に卓球台が並ぶ下のフロアのへ。ただし、一般の観客は、残念ながらフロアへは降りられません。
写真提供(卓球王国) |
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見事なドライブが決まりガッツポーズの松平選手(左)/小学5年の徳永選手(右)
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フレッシュ! ジュニアの試合、開始
男女ジュニアの1回戦が始まりました。 男子210人、女子216人の、日本の次代を担うジュニア選手たちの試合は、 シニアとは違ったフレッシュな雰囲気です。 さて、大物選手は2回戦以降に登場ですが、1回戦の中でも注目なのは、中学1年の松平健太(青森山田中)選手。福田隆志(柳井商業高)選手との対戦では、1ゲーム目を落とすも、その後調子を上げ、3-1で勝利。どこまで勝ちあがれるか、注目です。 一方、徳永大輝(石田卓球クラブ)選手は小学5年生にしてのジュニア出場。 1回戦では竹谷裕一(本庄中)選手に残念ながら敗れましたが、今後に期待です。 |
大健闘の石川選手インタビュー
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一般で3回戦突破ならず。でも大健闘の石川
一般の女子シングルスで、昨日、児玉沙織 (精華女子高)を3-0で、加藤美奈(東京富士大)を3-2で下す快進撃を見せた、小学生の石川佳純 (山口ジュニアクラブ)。 スポーツ新聞では「第二の福原愛」と取り上げられるなど、メディアの注目も急上昇。 その石川は、今日はジュニアの部1回戦で、菊池(武蔵野高)に大苦戦。 2-1で迎えた4ゲーム目はマッチポイントを先に握られながら逆転、最終ゲームも、序盤は1-5とリードされるが、そこでも思い切りの良いプレーを崩さず、逆に相手のミスをさそい、16-14の大激戦を制した。 続いて入った、一般の部の3回戦では、実業団サンリツで活躍する中田久美子との対戦。 中田は、中央大時代に藤田由希(現・日本生命)らとともにインカレ優勝の原動力となった右シェークドライブマン。互角のラリー展開で、時折、中田のドライブに対してブロックから鋭いフォアのカウンターに持ち込むが、やはり総合的なパワーの差で中田に軍配があがった。 試合後の記者会見では、石川は次のようにコメント。「3回戦に来られたことがうれしかったので、負けてもそれほど悔しくはなかった。将来は日本代表として活躍したい。オリンピックに出場して、活躍できるような選手になりたい。目標とする選手は王楠」。敗れはしたものの、攻守ともに技術レベルは高く、苦しい場面でも持ち味の思い切りの良さを崩さない、強いメンタルの持ち主の石川。将来が楽しみな選手です。
ジュニア女子1回戦
○石川 -9、3、-9、10、14 菊池さやか(武蔵野高)●
一般女子3回戦
●石川 10、-6、-7、-6 中田久美子 (サンリツ)○
写真提供(卓球王国)
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